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title: 青田亜香里
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  en: Akari Aota
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date: 2023-04-28
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updated: 2026-03-31T00:51:22.516Z
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はじめまして。青田亜香里です。静岡で生まれて神奈川で育ちました。パフォーミングアーツを軸に色々と（ばらばらと）やっています。 チーム、チーム？　どうなっていくんでしょう。楽しみです。よろしくお願いします。

_訊ねる 訊ねる：[[akari-aota|青田亜香里]] 答える：[[yuzuki-aomoto|青本柚紀]]_

**青田亜香里**　① この質問に答える日に、最初に口にしたものはなんでしたか？

青本柚紀　文字通りに答えるならば、頓服の頭痛薬です。気圧の上下や寒暖差のひどい時期にはよく偏頭痛が出て、春はその両方を満たしているので最も頭痛薬を飲む季節かもしれません。 食べ物なら作り置いていた具だくさんの味噌汁です。品数たくさん作りたいときや少し手の込んだものを食べたいとき以外の自炊は土井善晴さんの一汁一菜の提案をベースにやっていることが多いです。とはいえわたしはよく食べるために一汁一菜では足りなくて、もう一品はかならず作っています。

**青田亜香里**　② 今までで最も長くとどまった／とどまっている土地はどこ、あるいはどのような所ですか？

**青本柚紀**　広島駅から単線の電車に乗って四駅ほど行ったところにある、海にほど近い小さな町に九歳から十六歳までの八年間を住んでいました。わたしの母親と呼ばれる人の生家があるところで、そのあいだ地縁血縁共同体という大きな家に閉じ込められていたとも言えるのですが、瀬戸内特有の気候のおだやかさや海に続く小さな川に沿って歩いていたことは、いまでもすこしだけ懐かしいかもしれません。

_答える 訊ねる：[[taokuro-sawa|黒澤多生]] 答える：[[akari-aota|青田亜香里]]_

**黒澤多生**　① あなたの中で、最近決着のついた問題はありますか？ 

**青田亜香里** ① 最近暮らしはじめた部屋で、玄関用に鏡が欲しくて手元にあったものを靴箱の上に置いてみたところやや低く、不便だけどまあいいか〜と思いながら使っていたのですが、少し前にこちらも手持ちであるラックを改造して鏡スタンドを生み出し、おさまりのいい位置に固定しました。

**黒澤多生**　② あなたの中で、最近になって気づいた、答えの出ない問いはありますか？

**青田亜香里**　② 自己紹介を求められた時に「紹介」する「自己」をどのように決めるかです。

**黒澤多生**　③ 最近された、最も良かった質問はなんですか？　「良い」の定義も併せて教えてください。

**青田亜香里**　③「元気？」です。 数年前までは「元気？／元気ですか？」と聞かれると問診みたいで嫌でした。でも、元気か否かを答えるのではない挨拶よりの質問（というかほぼ挨拶ですね）として受け止められるようになってからは、素直かつ適当に返せるようになりました。挨拶の軽さと人への気遣いを備えていて良い質問だなと最近は思います。

**黒澤多生**　④ 質問をされて考える時、身体の癖はでますか？　出るとしたら、どのような癖ですか？ 青田亜香里：④ 触ったり握るものを探して手指が彷徨います。自分の髪を触ってしまうことが多い気がします。

**黒澤多生**　⑤ 　 ①〜④ までの質問のどれかを、質問を受けてから記すまでの心や身体の描写を、小説や戯曲のようになるべく詳細に書けますか？

**青田亜香里**　⑤ 電車の中にいた。ドアの横に立ちスマホをいじっていて、メールアプリを開いて、それは既読になることなく消されるメールマガジンに挟まれていた。不要なものを手早く選択して、でも質問の記されたそのメールは間違えて消してしまわないように、ゴミ箱のマークを押す瞬間だけ、いつもより少し緊張した。私が訊ねたのはいつだっけ、まだ薄手のコートを着ていたような気がする。内容をざっと確認して、答えられるものから答えていって、時間のかかりそうな最後の質問を残し「答えの出ない問い」について考える。すでに「質問されて考える時の身体の癖」を答えた後だったから、なんとなく手指に意識が向いてしまった。最近、これは答えが出ない、と思ったことはあるにはある。ただ、文字に起こそうとすると結構な文章量になりそうだし、たぶん時間がかかるだろう。そう思うと、いま与えられている条件下で書くにはあまり適していない。すべての質問に答えることができないまま目的の駅についてしまい、電車を降りてから二日が経った。さすがに返さないとまずいと思ってベッドの上でパソコンを開く。今日は一日中家にいた。空気を入れ替えたくて、雨が降っているけれど窓を数センチ開けた。一昨日できた虫刺されを触ってしまい、忘れていた痒みがぶり返す。痒みで思考が途切れる。小降りだった雨はどんどん強くなる。雨音に急かされているような気持ちになる。お腹が空いているような気もしてくる。思いつきませんでしたと返そうか。捻り出せたとしても内省的な問いばかりなのだ。書こうとしてもうまく進めない。明かすことのできる範囲の調整で立ち止まる。ここのところ自己紹介をする機会が多くあった。そこでも同じようなことが起きる。自己紹介の場合は事実を並べていくのが確実だ。だから大抵は出身とか所属を言う。それが自己の紹介になる時とならない時があるなと思う。あ、自己紹介？ 長いこと悩んだのに、一つの文で済んだ。

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